「寝ても疲れがとれない」
「夜中に目が覚める」
——検査では"異常なし"。
でも、その理由は数値の"つながり"の中にあります。
ひとつの数字ではなく、
すべての関係から、読み解きます。
Aさんの「夜中に目が覚める」は、ひとつの原因ではありませんでした。毎日のお酒がビタミンB群・亜鉛・マグネシウムを使い切り(ALP 59・AST 17/ALT 19 がそのサイン)、やせ型(BMI 18.0)で夜のエネルギー貯蔵も少ない。その結果、眠りをつくる材料も、夜の血糖を保つ力も足りなくなる——この"つながり"が、深夜2〜3時の覚醒を生んでいました。一方で HbA1c 5.2%・中性脂肪は良好。これまでの努力で、土台は崩れていません。
夕食のあと、体は肝臓に蓄えた糖でゆっくり血糖を保ちます。けれどAさんはやせ型で、この"予備タンク"が小さい。深夜にタンクが空になると血糖が下がり、脳は「生命の危機」と判断してアドレナリンを放出——心拍が上がり、ハッと目が覚めます。一度起きると眠れないのは、この興奮ホルモンが体に残るから。さらに、お酒で奪われたビタミンB6のせいで、眠りを取り戻すメラトニンも作りにくい。「眠れない」の裏側では、いくつもの反応が連鎖しています。
Aさんのレポートには、この先こんな内容が続きます——
あなたのレポートも、あなたの数値と暮らしから、ひとつの物語に翻訳します。
あなたの数字は、何を語るでしょう。